ニューヨーク大学フードラボのディレクター、ルルド・カストロ・モルティラーロ氏が、栄養学のエキスパートの立場から、「最も健康的なチーズは何か!?」、アメリカの大手メディアCNNに語った記事を見つけました!
個人的に興味深かったので、ぜひ紹介したいと思います!
Contents
チーズの栄養とは?
チーズは、タンパク質、カルシウム、ビタミン、必須アミノ酸など、栄養が豊富。
一方でカロリーが高かったり脂肪分や塩分も高め、、、。
なので、良質な栄養分が摂れるチーズを選んで、食べすぎないことも大事!
リコッタチーズ
ニューヨーク大学の栄養学のエキスパートの見解では、リコッタチーズは間違いなく「最も健康的なチーズ」なんだそう!
もともと、ペコリーノなどの別のチーズを作る工程で、固める際にでてきた「乳清」から作られてるチーズ。
この乳清は高タンパクで体に吸収されやすいみたいなんです。
さらに、幅広いアミノ酸も入っていて、筋肉をしっかりつけて脂肪を落とすのにベストなチーズみたいです!
ハード系のチーズ
パルミジャーノやペコリーノ、ゴーダなどのハード系チーズも最も健康的なチーズの一つなんだそう。
ハード系のチーズは特に、カルシウムが豊富。
さらに満足感も得られやすいからから食べ過ぎを防げるとも!
ただし、ソフト系のチーズに比べると塩分が高めなので注意は必要みたいで、高血圧の人や、腎不全の人など、塩分の摂取を控えないといけない人はソフト系のチーズの方がいいみたいです。
ダイエット中のチーズの食べ方
ダイエットのことを考えると、質の良いタンパク質が豊富で、脂肪分少なめのチーズを選ぶのがポイント。
カストロ・モルティラーロ氏によると、100calに対して10gのタンパク質が含まれるチーズを選ぶようにするといいようです!
タンパク質:カロリー=1:10
リコッタチーズはもちろん、ライトなスイスチーズやチェダーチーズを選ぶといいみたいです!
健康に悪いチーズ
プロセスチーズ(缶に入ったもの、スライスされて個包装されているもの、常温でも保存できるもの)は逆に健康にあまり良いものではないので、なるべく食べるのは控えた方が良さそうです。
例えば、トースト用に薄く、四角くカットされたチーズやクリームチーズは、タンパク質があまり含まれてなく、脂肪分や塩分が高めの傾向があるので注意が必要みたいです。
まとめ
美味しくて、栄養価が高いチーズを選んで食べたいところですが、やっぱり食事のバランスが大事!
今回CNNに対して語っている、ニューヨーク大学フードラボのディレクター、カストロ・モルティラーロ氏も、野菜や穀物も一緒に食べることでよりヘルシーな食事ができると語っていました。
リコッタチーズをオートミール、フルーツと合わせて朝食にしたり、小腹が空いた時にスイスチーズを全粒粉のクラッカーや野菜と一緒に食べたり。
美味しくてヘルシーな食生活の参考になれば幸いです。
“What’s the healthiest cheese? The best options, according to experts”,CNN(2021/11/9)
https://edition.cnn.com/2021/11/07/health/healthiest-cheese-wellness/index.html