今年のGWはどこへもいけなかったので、アマプラでドキュメンタリーを観たりしていました。
その中で印象的だったドキュメンタリーがあったので、その一部を紹介します。
「100億人ー私たちは何を食べるのか?」という映画。
2050年までに(あと40年だ!)世界の人口が100億人になるそう!
(ちなみに現在は約79億人)
そこまで人口が増えた時の「食料危機」を考えた映画です。
Contents
「100億人ー私たちは何を食べるのか?」で言われてたこと
今、世界ではどんどん人口が増えていて、その分食料が必要。
プラス、生活が豊かになる人も増えていて、豊かになるにつれて食べるものが変化する傾向があるそう。
(生活が豊かになること自体は間違いなく良いこと!)
例えば今まで植物性の食べ物しか食べてなかった人もお肉を食べるようになったり!
脱線してしまいますが、世界の人たちの暮らしがどんどん豊かになってはいるというお話はこちらの本がわかりやすかったのでよかったらぜひ。『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
「100億人ー私たちは何を食べるのか?」によると、急速に伸びている食料需要に対応するために、
世界では遺伝子を組み替えられて普通よりたくさん餌を食べて成長するニワトリが作られたり、
コンスタントに家畜の餌を供給できるように遺伝子を組み替えられて普通より早く成長する穀物の種子が作られたりしてるというお話だった。
また世界で作られている作物は、人が食べるためのものよりも家畜を育てるためのものになってきてるって話もちょっと出てた!!
実際、”Our World in Data”によると、世界の農地の77%が、人間が食べるための作物を作るためではなく家畜を育てるためとして使われてるそう。
“How much of the world’s land would we need in order to feed the global population with the average diet of a given country?”, Our World in Data(2021/5/14)
https://ourworldindata.org/agricultural-land-by-global-diets
つまり、私たちが今と同じように食べ物を消費してたら、将来は世界の全ての人に食べ物が行き渡らなくなるかもしれないというお話。
食料危機は避けられないもの?
ドキュメンタリーの中では、食材、食品を買う側の私たちが、遺伝子組み換えでないオーガニックなものを選んだり、植物性のもの中心の食生活を心がけることを解決策の一つとして提案されてた。
そのほかにも地産地消の仕組みのこととか色々あったけど、まず個人レベルですぐできることだったから、
オーガニックを選ぶとかプラントベースの食事を選ぶっていうメッセージがすごく残った。
「ヴィーガン」を選ぶ人が世界で急増してること
例えばアメリカでは2014年から2018年の間で動物性のものを食べない「ヴィーガン」の食生活をおくるようになった人は400万人から2000万人になってたり、
イタリアでは2011年から2016年の間で、ヴィーガンを選ぶ人が94.4%増えたそう。
つまり世界では、植物性の食事を積極的に選ぶ人が増えてる!!
“This Is How Many Vegans Are In The World Right Now (2021 Update)”, WTVOX(2021/5/14)
https://wtvox.com/lifestyle/2019-the-world-of-vegan-but-how-many-vegans-are-in-the-world/
まとめ
オーガニックの食材を選ぶのは高くついちゃうし、お肉もお魚を一切食べないのは結構難しい🙈
私もオーガニックを選ぼうとか、植物性のものを中心に食べるようにしようとか、思うのは思うのですが続かないのです。。。
でも、今回少しずつでも人や動物、環境に優しい食生活を送るようにしたいと思ったのでした。
今回、映画のほんの一部しか紹介できてないので、よかったら
「100億人ー私たちは何を食べるのか?」観てみてください!!